「手汗が人より多くて恥ずかしい…」

「人に触れない、スマホが反応しないといった、生活への支障が出て困っている…」

手汗は、命に関わるものではないですが、症状的に精神面の苦痛やストレスを感じますよね?

そんなあなたは、「手掌多汗症」という病気かも

 

この記事では、「具体的に、『手掌多汗症』の症状ってどんなもの?」という疑問にお答えできると思います♪

また、症状別に対策や治療法が変わるので、あなた向けの手汗対策にはどんなものがあるのかも紹介していきたいと思います。

 

手掌多汗症ってどんな症状があるの?

そもそも手掌多汗症とは、多汗症の一つです。

日常生活に支障をきたすほど、手のひらにだけ異常に汗をかいてしまう症状を指します。

具体的に日常生活の支障とは「人と握手ができない・手をつなぐことができない」「紙が汗で濡れてフニャフニャになってしまう」「スマホが反応しない」などが多いですね!

 

このような症状が6ヶ月以上続く人は、手掌多汗症の可能性が高いです。

そして、以下の6症状のうち2つ以上当てはまる方は「手掌多汗症」と診断されます。

1)最初に症状がでるのが 25 歳以下であること

2)対称性に発汗がみられること(両手に発汗)

3)睡眠中は発汗が止まっていること

4)1 週間に 1 回以上多汗のエピソードがあること

5)家族歴がみられること

6)それらによって日常生活に支障をきたすこと

引用元:日本皮膚科学会 原発性局所多汗症ガイドライン

また、これは私の感覚ですが、意識的に緊張もしてないし、不安も感じていない、運動後でもないという状態で手汗をかく症状がある場合も、手掌多汗症だと思います。

そもそも、手汗の原因ってなんなの?

手掌多汗症の原因は、完全に解明されているわけではありませんが、以下の5つが考えられます。

1. 精神的な問題

2. 生活習慣の乱れ

3. ホルモンバランスの乱れ

4. 他の病気が関連している

5. 遺伝

特に、1番多いのが「精神的な問題」

具体的には「予期不安」という、意識的には「緊張・不安を感じていない」状態なのに、心の奥底では「緊張・不安を感じている」という状態になっていることです。

「予期不安」を取り除くのには時間がかかりますが、汗専門のクリニックなどで治療すれば、手汗を根本から治せることがあるんですよ♪

 

また、精神面に問題があっても、手のひらの汗腺を塞ぐ治療や、汗を作れなくする物質を手のひらに注入する治療、「汗を出せ」と命令する神経を切除する治療もあるので、「精神的なものって治らなそう…」と悲観することはありません。

 

手汗の症状はレベル分けされている!

実は、手汗といっても症状によって3段階に分類されているんです

レベル1~3があり、数字が大きくなるほど症状が重いものとなります。

まずは、あなたの症状がどのレベルに当てはまるか見てみましょう♪

 


 

レベル1:手が湿っている程度。触ると汗をかいていることがわかる。

レベル2:手に水滴ができる。見た目にも汗をかいていることがわかる。

レベル3:多くの水滴ができ、汗が手から滴るほど。

 


 

あなたはどのレベルでしたか?

なぜ手汗のレベルを分類するかというと、症状のレベルによって治療法や対策が変わってくるから

症状が重い方には制汗剤が効果ない場合もありますし、手が湿る程度の方に副作用のある手術をするのはリスクが高いですよね?

そのため、自分の手汗の症状がどの程度なのかを知っておくことは、とても大切なんです。

簡単に、症状のレベル別に行う治療・対策方法をまとめてみたので、参考にしてみてください♪

 

レベル1
レベル2
レベル3
手汗用制汗剤
塩化アルミニウム
イオントフォレーシス
手汗用制汗剤
塩化アルミニウム
イオントフォレーシス
ボトックス注射
飲み薬
塩化アルミニウム
イオントフォレーシス
ボトックス注射
飲み薬
手術
ビューホット

 

※この表は、日本皮膚科学会の局所多汗症診療ガイドラインの情報を元に、治療の推奨度を参考にして作ったものです。必ずこの治療が適応されるわけではありません。

 

どんな治療や対策があるの?

上の表で、症状のレベル別にどんな治療・対策をするべきなのかがわかったと思います。

ここからは、手汗を止める対策や治療法を詳しく解説していきますね!

手汗を止める方法には、それぞれ効果や副作用などに違いがあるため、自宅で手汗対策をするにしても、病院に行くにしても、詳細を知っておくことは大切ですよ♪

手汗用制汗剤

手汗用制汗剤は、「クロルヒドロキシアルミニウム」という医学的に効果を認められた制汗成分で、手のひらの汗腺を小さくして手汗を止めていきます。

使用後、2週間ほどで効果が出始め、継続的に使用することで徐々に手汗が出にくい体質にもなっていきます。

メリットは手汗に効くこと安いこと自宅で手軽に手汗を止められることですね♪

ちなみに、ネットでしか買うことができません

私は手汗レベル2ですが、テサランという手汗用制汗剤で手汗を止めることができています。

私の手汗を止めてくれた!手汗用制汗剤おすすめランキング!

イオントフォレーシス

イオントフォレーシスは、病院で制汗剤と同時並行で行う治療です。

微弱の電流を流した水に、手を浸すだけという手軽な治療なんですよ!

なんと80%の方に効果があったというデータもあります♪

通院が必要ですが、安い費用と短い時間で治療ができるので、病院に行ったら初めに勧められる治療の一つです。

イオントフォレーシスの詳細はこちら

塩化アルミニウム

塩化アルミニウムは制汗成分の名前で、高い制汗率が魅力

病院で手汗治療を受ける際に、ほぼ確実に行う治療となります。

液体タイプの塩化アルミニウムを夜寝る前につけるだけと、とても簡単なところも嬉しいです♪

病院でもらうか、通販で購入することができますよ!

デメリットとして、刺激性皮膚炎というものが起こりやすく、肌のかゆみや肌荒れを起こすことがあります。

※塩化アルミニウムは制汗剤ですが、成分が違うので分けて紹介しています。

塩化アルミニウムの詳細はこちら

注射

手汗用制汗剤、塩化アルミニウム、イオントフォレーシスで効果がない場合、「ボトックス注射」を手のひらに打つことが推奨されています。

「ボツリヌス毒素」というものを手のひらに注入し、汗を作れなくすることで手汗を止めます。

効果は1~6ヶ月と個人差がありますが、多くの医師が推奨する治療法で、レベル2、レベル3の方におすすめ!

ただ、保険適応ではないため、治療費が高額になるのがネックですね。

ボトックス注射の詳細はこちら

飲み薬

全身の汗を止める「プロバンサイン」という飲み薬があります。

もちろん、手汗を止めることができますよ♪

しかし、病院であまり取り扱っていないことが多いです。

これは、「プロバンサイン」には口渇めまいなどの副作用があるからと言われています。

費用が安く手軽ですが、「多汗症診療ガイドライン」でもあまり推奨されていない治療法です。

プロバンサインの詳細はこちら

手術

手汗の治療にも「ETS手術」という手術があります。

手汗を完治できる数少ない治療なんですよ♪

症状がレベル3くらいであまりにひどく、治療法がない場合に適応となります。

保険適応のため費用は安く、効果も高いですが、「代償性発汗」という副作用もあるので、治療を受けるかは慎重な判断が必要になります。

しっかりと医師と相談しましょう!

手汗の手術の詳細はこちら

レーザー治療

レーザー治療には「ビューホット」という治療法があります。

ビューホットは、手に細い針を刺し、そこから高周波の熱を流して汗腺を破壊する治療法です。

手術と同じく、手汗の根本治療として期待されています♪

ただ、まだ治療実績が少ないことと、アメリカのFDA(日本でいう厚生労働省)の認可を得ていないことがネックとなります。

ビューホットは美容外科などで受けることができます。

ビューホットの詳細はこちら

 

いかがでしたか?

手汗の症状について、理解できたかと思います。

症状がどの程度かによって治療や対策が変わってくるので、これであなたの手汗をどうすれば止められるのか、目処がついたのではないでしょうか?

「私の手汗症状は、病院に行くほどでもないかも…」

「初めて本格的に手汗対策してみようかな!」

と思った方は、まずは手汗用制汗剤から確認してみてくださいね♪

私の手をサラサラにしてくれた!手汗用制汗剤おすすめランキング!